早川由紀子(P)カルテット @新宿ピットイン 2026年4月17日
4月17日はピットインで早川由紀子(P)カルテットを聴いてきました。
メンバーは
早川由紀子(P)
竹内直(Ts,Fl,Bcl)
カイドーユタカ(B)
藤井学(Ds),
この充実したバンドの圧倒的演奏を満喫しました。
このバンドでの藤井学(Ds)の参加は初めて聴きます。
第1セットは、
Spring Is Here
早川のピアノの鮮烈で美しいイントロからスタートです。
竹内直のフルートが美しいテーマを奏でて、
息を呑む美事な音色のフルートソロが素晴らしい。
早川のピアノが切ない音色で世界を呼吸しているようです。
藤井学(Ds)の切れのいいシンバルと宙に舞うようなハイハットの美事さ!!
カイドーユタカ(B)の力強いベース進行!!
竹内直(ts)と藤井学(Ds)のインタープレイに圧倒されます。
早川のオリジナルで「いったりきたり」
タイトルのように独特なラインがブラッキーンのようですが彼女ほど攻撃的では無くユーモラスな跳躍です。
竹内直(ts)のテナーが太い音色でぎくしゃくした音列を弾いていきます。
さらにテナーはうなりのたうち自在に進行していきます。
早川の硬質な音色のアタックからはじける圧倒的な拡張性をみせるピアノワールド!!
左手の決めの和音と激しくも美しい右手のラインが融合します。
A Short Season トランペットのSCOTT WENDHOLT作品
美しいピアノのイントロから
スローテンポで竹内直のバスクラリネットがビターな音色で可憐なテーマを奏でます。
カイドーユタカ(B)の木質なベースの響きが印象的な美しくも深いベースソロ!!
竹内直のバスクラの深く沈潜する音色から美事なラインが繰り広げられます。
ハービー・ハンコックのSUCCOTASH?かな
この曲には特別ゲストとして、
新鋭の
真柄雄(tb)、
坂井奈々香(tp)、
が参加します。
私には予備知識はありません。
後で調べると二人ともそれぞれの楽器で権威ある賞を受賞するなど既に高い評価を受けています。
早速、三管の厚い響きのハーモニーでテーマが奏でます。
難易度の高い曲ですがこれは期待できます。
真柄雄(tb)のトロンボーンソロ!!
若い音楽家が竹内直(ts)や早川由紀子(P)カイドーユタカ(B)
藤井学(Ds)と並んでも、萎縮せず全力を出そうという意気込みが最高にいい。
真柄雄(tb)の正面突破で楽器をならしきってフルに前進する姿勢が嬉しい。
坂井奈々香(tp)の切れのいい強いアタックに驚き、オープンで美しい音色で醸し出すフレーズの瑞々しい美しさには驚嘆しました。
竹内直(ts)のテナーが深く厚い音色で変幻自在のラインを紡いで自在な展開を見せます!!
早川のピアノが強いタッチで衝撃を、そこから美しいラインを奏でていきます。
再び三管のぶ厚い響きのハーモニーでテーマが奏でます。
お馴染み、
ペギーズブルースカイライト チャールズ・ミンガス作品
早川のピアノがいかにもミンガス風の強い打鍵でイントロに突入し、
竹内直(ts)のテナーがテーマを力強く奏でます。
カイドーユタカ(B) のこれぞミンガスサウンドという強力なベースソロが素晴らしい!!
竹内直(ts)のテナーが単音の衝撃的な繰り返しから短いリフに移行し、そこから変幻自在なラインに突入し、めくるめく竹内直(ts)ワールド全開!!
早川のピアノがたくましくも美しいピアノソロが全開で広がります。
2セット
A LITTL BLUES FOR YOU ラーシュ・ヤンソン作品
強力なピアノのイントロから
竹内直(ts)のテナーの美しいテーマ展開
そこから熱く深いテナーソロが繰り広げられます。
カイドーユタカ(B)のグルーブそのものと言ったベースソロが光ります。
早川のピアノと藤井学(Ds)のドラムのインタープレイに突入します。
めくるめくイマジネーションが繰り広げらるピアノに、
藤井学(Ds)の強力なスネアショットにシンバルとハイハットのアクセントが音楽空間を拡げます。
チック・コリアのシージャーニー
リズミックな曲調に竹内直の息を呑むバスクラソロが縦横無尽に繰り広げられます。
早川由紀子(P) のキラキラ光るような音色のグルーブ溢れる展開のピアノソロが輝く。
藤井学(Ds)のバスドラの一撃も効いたドラムソロが圧倒的な表現力で繰り広げます。
早川由紀子(P)のオリジナル曲で
黄砂をイメージした SAND STORM
カイドーユタカの名技が光るアルコソロが
大陸から、それもモンゴルから吹き荒れる風を美事に表現します。
早川のピアノとカイドーユタカのピッチカートベースのデュオが吹き荒れる砂嵐を目前に提示します。
一瞬のブレークを挟んで竹内直(ts)のテナーが強烈なソロを展開し、
竹内直(ts)と藤井学(Ds)のインタープレイに突入します。
目まぐるしい音色の変化と凄まじいライン構築の竹内直(ts)のテナーに圧倒されます。
藤井学(Ds)のバスドラが決め、スネアが前進する大地の響きを想起させるサウンド!!
早川由紀子(P)のピアノソロが木枯らしが吹き荒れるように強烈なアタックと痺れる右手のライン展開!!
早川由紀子(P)のオリジナル曲で
CHERRY BROSSAMS FALLINGかな?
竹内直のフルートの静謐なテーマ展開
竹内直のフルートが想像を超える美しいライン展開から美事なフレーズを紡いででいきます。
早川由紀子(P)のピアノソロが美音で切ない響きを際立たせます!!
ビリンバウ バーデン・パウエル作品
カイドーユタカ(B)の未知の世界へ誘うベースソロが凄まじい。重厚なリズムと深い響きが印象的!!
早川のピアノが鋭く切り込んできて、テーマへと誘います。
竹内直(ts)のテナーがブラジルのリズムを思わせるリズムを刻み、飛び跳ねながら憂いのあるテーマを進めます。
早川のピアノがリズミックな左手の打鍵から右手のきらめきから、めくるめく早川ピアノワールドを繰り広げます。
背後では藤井学(Ds)のアクセントの効いたドラムが基礎をささえ、
そこからドラムソロに進行!!
基調にあるテーマとリズムを背後に進めながら
ダイナミックで大きな空間を作る圧倒的ドラムソロ!!
聴衆の歓呼の声に応えてアンコールは
早川由紀子(P)のオリジナル曲で
Sent of Spring
軽やかなピアノのイントロから
竹内直のバスクラの幽玄な美しい音色で軽やかなメロディーがふわっと広がります。
叙情的な美しさが広がるピアノソロ!
きめ細やかな美が光るバスクラソロが美事です。
あっという間の2ステージでした。


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