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2026年3月29日 サックスワークショップ(SAX WORKSHOP)・松風鉱一追悼ライブ  @新宿ピットイン

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 2026年3月29日は新宿ピットインでサックスワークショップ(SAX WORKSHOP)・松風鉱一追悼ライブでした。  メンバーは梅津和時(Sax)沢井原兒(Sax)ゲストサックスの津上研太(Sax)清水くるみ(P)松井 洋(G)山崎弘一(B)本田珠也(Ds) 飛び入り、松本治(tb)、 3月29日は松風鉱一さんの四回忌だった。 松風鉱一さんの命日は2023年3月29日でした。12月と勘違いしていました。 時間は早く、音楽は短い。 もう40年活動を続けている SAX WORKSHOP 、 同級生だった梅津さん始め、皆んなが松風さんの思い出を語り、作品を凄まじいアンサンブルで熱演! ピアノの上には、松風鉱一さんのポートレートが掲げられています。 追悼演奏会は2セットとも松風鉱一作品。 沢井原兒(Sax)のテナーとソプラノを駆使してストレートラインから初めて徐々に複雑化・高速化してクライシスの状況を生み出したり、希望の光を見せたりしながらクライマックスに導きます。 ゲストサックスの津上研太(テナーサックス)はアブストラクトな出発から、複雑なインスピレーションがわき上って凄まじいラインを紡ぐことを如実にしめしています。 梅津和時(Sax)はいつものようにアルトサックス、クラリネット、バスクラリネット、フルートを縦横無尽に操り、無限の想像力で世界を拡張し、絶望から希望まで深遠な感情表現を音楽から導き出します。 この強力で巨大化するサックスアンサンブルを 清水くるみ(P)松井 洋(G)山崎弘一(B)本田珠也(Ds) のリズムセクションは完全に安定する基礎を生み出し、さらに音楽を深める役割を十二分に担います。 本田珠也(Ds)のドラムはラージアンサンブルでのドラムはどうプレイすべきかの見本のようでした。 バンドの基礎を固めるリズムを叩き出し、要所でアクセントをしめし、ソロプレイヤーの進行を激励するショットを一閃し続けます。 清水くるみ(P)のピアノは強力な打鍵とイマジネーティブで美しいラインを紡ぎ出します。 お馴染みの本田珠也(ds)とのテレパシーが合うようなインタープレイは圧倒的です。 松井 洋(G)の繊細で浮遊するかのようなギターサウンド、時にファンクなビート叩き出すコードワークに目を見張ります。 山崎弘一(B)のベースは重厚なラインをきざみ、自由自在に飛翔するサ...

W.ユージン・スミスとニューヨーク ロフトの時代@東京都写真美術館を鑑賞してきました。  2026年3月21日

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  2026年3月21日は、恵比寿ガーデンプレイスでユージン・スミス展覧会!! W.ユージン・スミスとニューヨーク ロフトの時代、東京都写真美術館を鑑賞してきました。     〜「ロフトの時代」とその前後の作品を中心に紹介。報道写真家としてだけでなく芸術家としてのスミスの姿に光をあてて〜います。 50年代のNYで、彼のロフトには、朝まで演奏できる場所を提供したために、セロニアス・モンクや Hall Overton 、ズート・シムズなどの巨人達からまだデビューしていないようなジャズミュージシャンが大勢集まってジャムってました。 その記録映画がジャズロフトです。   映画で セロニアス・モンク がタウンホールでのオーケストラコンサートの編曲をハル・オーバートンに依頼する。 ハルは、録音をひたすら聴き、モンクに問いかけ編曲する。 モンクからはソロの通りのアレンジの依頼だけでした。 ハル・オーバートンはモンクの意志に忠実に編曲を行う。 映画は二人の共同作業を記録している。 さらにロフトでのリハーサルを描いている。 タウンホールコンサートは成功し、リバーサイドからレコードが発売された。 しかし二人の作業を知らなかった批評家達は、ハルの編曲をモンクの本質を理解していない薄っぺらいアレンジと酷評した。 だが、時を経て、私達は、セロニアス・モンクのタウンホールコンサートの録音の偉大なる成果を知っている。 その後の セロニアス・モンクのラージアンサンブルの基礎となった。   ユージン・スミスのロフトでの驚異的な記録(膨大な写真、映像、テープ録音、メモ)とジャズへの愛情とモンクとオーバートンの相互の信頼があってこそのコンサートの成功と素晴らしいレコードが残ったのだ。     この W.ユージン・スミスとニューヨーク ロフトの時代、 展覧会では、マイルス・デイビス、ローランドカーク、ズートシムス、ハルオーバートン、ハルオーバートンとモンクのレコード、テープ、モンクオーケストラのリハーサル映像、音声、ロフトの記録映像に ハーモニカをつけたボブ・ディランのポートレートが掲げられていました。   ユージン・スミスの強烈なコントラストのモノクローム作品には圧倒されます。 下は図録です。     ピッ...

竹内直アンサンブル@川崎市民プラザ  2026.1.17

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 1月17日は、川崎市民プラザで、竹内直アンサンブルを聴いてきました。 マンバーは。、 竹内直(ts)、  (写真はサムデイでのもの)   中山拓海(as)、 伴田裕(bs)、 赤塚謙一(tp.hor)、 中村恵介(tp)、 忍田耕一(tb)、 武藤勇樹(p)、 大塚義将(b)、 吉岡大輔(ds) でした。 土曜日、昼間のコンサートということでコルトレーン や、ベニー•ゴルソン、エリントン などの名曲中心の構成。 竹内や中山の斬新なアレンジと素晴らしいアンサンブルに感心。 各人の渾身のソロに感動🙏👏 1セットは ベニー・ゴルソン『Along Came Betty』 中村恵介(tp)の煌めくトランペットソロ。 これぞハードバップの今流解釈の竹内直(ts)ソロ!! ジョン・ルイスの作品でマイルスの演奏で有名な  Two Bass Hit ダイナミックなオープニングアレンジ 武藤勇樹(p)のジョン・ルイスを思わせる訥弁調でグルーブするピアノソロ!! 伴田裕(bs)の強烈にスイングするバリトンソロ!   (写真はサムデイでのもの) このバンドの基礎を支える吉岡大輔(ds)の無駄ムラの無い純粋な音に昇華されたような強烈なドラムソロ! コルトレーンナンバーが2曲続いて ナイーマ この曲の先入観とは大きく異なる壮大なイメージのダイナミックなアンサンブル、 竹内直のテナーが全力で叩き出す渾身のアドリブライン!! モーメント・ノーティス 中村恵介(tp)のカッコイイフレーズを決めまくるソロ、 アブドーラ・イブラヒウム(旧名ダラー・ブランド)の the wedding 中山拓海(as)の素晴らしい展開のアルトソロに息を呑みます。 リカード・ボサノバ ボサノバのリズムに合わせてスイングする、 竹内直(ts)、 伴田裕(bs)の伸びやかなソロと 忍田耕一(tb)の力強いソロ 二人が白熱したバトルを繰り広げます。 吉岡大輔(ds)のドラムが凄い! 2セットは パット・メセニーナンバー 赤塚謙一のフレンチ・ホルンがトロンボーンの名手のような太いラインのソロで聴かせます! デューク・エリントンのキャラバン 竹内直(ts)がトルコ風リズムのアレンジをしたと説明していました。 大塚義将(b)の重厚なベースソロから開始して 武藤勇樹(p)、大塚義将(b)、吉岡...

2025年12月28日 新宿 PIT INN 60周年記念コンサート 二日目 2025年12月28日 会場:新宿区立新宿文化センター・大ホール

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  2025年12月28日は、 新宿 PIT INN 60周年記念コンサート 会場:新宿区立新宿文化センター・大ホール で聴いてきました。         ■大友良英 スペシャルビッグバンド 大友良英(G) 江藤直子(Pf) 近藤達郎(Key) 齋藤 寛(Fl) 井上梨江(Cl) 江川良子(Sax) 鈴木広志(Sax) 東 涼太(Sax) 佐藤秀徳(Tp) 今込 治(Tb) 木村仁哉(Tuba) かわいしのぶ(B) 小林武文(Ds,Per) イトケン(Ds) 上原なな江(Marimba) 相川 瞳(Per) Sachiko M(Sinewaves) ■Special Session B ケイ赤城(Pf) 中村恵介(Tp) 井上 銘(G) 魚返明未(Pf) 須川崇志(B) 竹村一哲(Ds) ■THE J. MASTERS with 本多俊之 峰 厚介(Ts) 向井滋春(Tb) 原 朋直(Tp) 野力奏一(Pf) 鈴木良雄(B) 奥平真吾(Ds) 本多俊之(As) ■渋谷 毅 ORCHESTRA 渋谷 毅(Pf,Org) 峰 厚介(Ts) 林 栄一(As) 松本 治(Tb) 津上研太(As,Ss) 吉田隆一(Bs,Fl) 石渡明廣(Gtr) 上村勝正(B) 外山 明(Ds) ■山下洋輔 SPECIAL QUARTET PLUS 山下洋輔(Pf) 坂井紅介(B) 本田珠也(Ds) 類家心平(Tp) +池田 篤(As) 中山拓海(As)       ■渡辺貞夫 カルテット 渡辺貞夫(As) 小野塚晃(Pf) 三嶋大輝(B) 竹村一哲(Ds)       13時から19時半までの長丁場で、2時間程度しか集中して聴く体力が無いと思っていましたが、あっという間に終演でした。 最初の大友良英オーケストラが紹介され、いよいよと思ったら、何と冒頭で山下洋輔がステージ上に!! 休養前最後のステージでこれかと思いました。 キアズマをオーケストラと競演してくれました。 これは相当準備しなけれできないような演奏でした。 もしかして初見かもしれませんが!!   大友良英が、山下洋輔、 高柳昌行(g)、 富樫雅彦(ds)の三氏をトリビュートして新宿ピットインの歴史を振り返るス...

2025年12月10日 早川由紀子クインテット@新宿ピットイン

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  2025年12月10日はピットインで早川由紀子クインテット を聴いてきました。       早川由紀子クインテット のメンバーは、 早川由紀子(P) 赤塚謙一(Tp) (ホルン) 竹内直(Ts,Fl.Bcl) カイドーユタカ(B) 棚谷美歌(Ds) この日は、ドラマーの棚谷美歌を初めて聴きました。 第1セットは、 ジョー・ヘンダーソンのアルバムの PAGE ONE に収録された Jinrikisha (人力車)からスタートです。 竹内直(ts)と赤塚謙一(Tp) のフロントがいきなり新主流派作品らしいラインで突進します。 早川の力感溢れるけど美音が崩れないピアノソロが聴かせます。 早川オリジナルの枯れ葉の曲(曲名聞き取れませんでした) カイドーユタカ(B) らしいイマジネーション溢れるアルコベースソロから始まり、 早川由紀子(P) の枯れ葉散る静けさの美感溢れるピアノソロ!! 赤塚謙一(ホルン)の深々した歌心あふれるホルンが素晴らしい。 チック・コリアのシージャーニー リズミックな曲調に竹内直(ts)の息を呑むテナーソロが繰り広げられます。 早川由紀子(P) のグルーブ溢れる展開のピアノソロが輝く。 オリジナルの冬華(これで正しいのかな?) 早川の美しイントロから始まる叙情美あふれる展開の曲です。 ウエイン・ショーターの名曲 JUJU JUJUはご存知の通り、アフリカの呪術的なお守りや魔力という意味があります。 さて、やっぱり、曲の開始は カイドーユタカ(B) の怪しい雰囲気溢れるピッチカートが不思議なムードを醸し出して行きます。 そこに、ここまで、背後でたたずんでいたかのようだった棚谷美歌(Ds)のドラムが不思議な調和で名手カイドーユタカに対話していきます。 ドラムが跳躍し飛翔して行くような勢いです。 ここでのデュオの築きあげる呪術的世界の広さは圧巻でした。 棚谷美歌(Ds)はインプロ系に強いのかなと想像して聴いていました。聴かせるドラムです。 そこに早川由紀子(P)が、ブードゥー教徒の占いをつぶやいているかのようなピアノでからみ、 竹内直(ts)と赤塚謙一(Tp) がテーマに突入して行きます。 竹内直(ts)の怒濤のテナーソロが圧倒的。ショーターとのコルトレーン解釈の違いをまざまざと聴かせます。 赤塚謙一(Tp)のじっく...

2025年10月8日 高橋徹QUINTET "TOKYO GROOVIN' HIGH! @Bflat赤坂

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  2025年10月8日はBflat赤坂で、 高橋徹QUINTET "TOKYO GROOVIN' HIGH! 高橋徹(ds) 池田篤 (as) 岡崎正典 (ts) 石田衛 (p) 南山拓朗 (b) でした。     お馴染み練達の名人達のバップ・スタンダート中心の一夜でした。 高橋徹の安定充実のドラム、       池田の何も足さない・何も引かない美事なラインを紡ぎ出すアルト、 岡崎のこれぞバップテナーという王道のプレイ、       美感溢れる石田、 強力推進力の南山! 大満足の一夜でした。 特に、カーティス・フラーの名曲 LOVE YOU SPELL IS EVDERUWHERE はジャズ喫茶の定番で懐かしくて、これを選んだ高橋徹のセンスに乾杯!!

2025年11月20日 オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語

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  2025年11月20日は国立西洋美術館でオルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語を見てきました。   〜「印象派の殿堂」パリ・オルセー美術館所蔵の傑作約70点を中心に、室内をめぐる印象派の画家たちの関心のありかや表現上の挑戦をたどります。 若きドガの代表作《家族の肖像(ベレッリ家)》が日本初展示されました。     〜マネ、モネ、ルノワール、ポール・セザンヌらの名品も一堂に会するこの機会に、室内というテーマを通して印象派のもうひとつの魅力を堪能できます。       私の敬愛するセザンヌは2作品展示されたいました。 静物画もセザンヌを象徴するテーマですが、、、 印象派の名品がこれだけ豪華に陳列されている中で、 セザンヌを観ると、まあ、下手に見えます、あきれるほど下手に。 当時のサロンや批評家が口を極めてののしったのもよく分かります。 でも、どうして、私はこんなに惹きつけられるのか、  ゴーギャンはセザンヌ作品を手放さなかったのか、 画商ボラールは必死になってセザンヌの個展を開催したのか? ピカソやブラックが称えたのか。  そこに近代絵画の未来を切り開いたセザンヌの感性と個性を感じ取れるかどうか試されているようです。   さすがのオルセー美術館からの作品ですので、3日は通わないと見きれません。